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「肌荒れとニキビ跡の悩みを解消!皮膚科での最新治療法を徹底解説」

肌荒れやニキビ跡に悩む人々のために、皮膚科ではさまざまな最新治療法が提供されています。これらの治療は、肌の状態を改善し、ニキビ跡を目立たなくするために、進化した技術を活用しています。ここでは、2024年現在で注目されている最新の皮膚科治療法を詳しく解説します。


0. ポテンツァ

 

ポテンツァは、マイクロニードリングと高周波(RF:Radio Frequency)技術を組み合わせた最新の美容治療機器です。この治療では、微細な針を使って皮膚に小さな傷を作り、高周波エネルギーを同時に送り込むことで、コラーゲン生成を強力に促進し、肌のリフトアップや再生をサポートします。

特徴と効果

  • 高周波エネルギー:ポテンツァは、肌に微細な針を刺すだけでなく、針から高周波エネルギーを発生させることができ、肌の深層まで熱エネルギーを伝えることで、コラーゲンとエラスチンの生成を強力に刺激します。
  • 治療対象:ポテンツァは、クレーター型のニキビ跡、シワ、たるみ、毛穴の開きに効果的です。特に、肌の引き締めやリフトアップ効果が期待できます。
  • 調整可能な深さとエネルギー:ポテンツァの最大の特徴は、ニードルの深さや高周波の強さを、個々の肌の状態に合わせて調整できることです。これにより、より効果的かつ安全に治療を行うことが可能です。
  • メリット:ポテンツァは、肌の深層部まで働きかけるため、コラーゲン生成が強化され、肌のハリと弾力が回復します。また、個別の治療部位に合わせてカスタマイズができるため、治療効果が高いです。

ダウンタイム

  • 治療後、赤みや腫れが数日続くことがありますが、ダウンタイムは比較的短く、数日で回復します。

1. ダーマペン4(マイクロニードリング)

ダーマペンは、微細な針を皮膚に刺して、肌に小さな傷を作ることで、自然治癒力を利用してコラーゲンとエラスチンの生成を促す治療法です。ダーマペンは、マイクロニードリング技術をベースとしたもので、主にニキビ跡や毛穴の開き、肌のくすみ、シワの改善に使用されます。

特徴と効果

  • 自己治癒力の促進:微細な針で肌の表面に刺激を与えることで、肌が傷を修復しようとするプロセスを利用して、新しいコラーゲンとエラスチンを生成します。この過程により、肌の再生が促進され、ニキビ跡や毛穴の目立ちが改善されます。
  • 治療対象:ダーマペンは、主に浅いニキビ跡、毛穴の開き、シワ、肌のトーン改善に適しています。ポテンツァと比べて肌の表層に働きかける治療法です。
  • 施術回数:ダーマペンの効果を最大限に引き出すためには、複数回の施術が必要で、3〜6回の治療を1〜2ヶ月の間隔で行うことが一般的です。

ダウンタイム

  • 治療後には軽い赤みや腫れが見られますが、1〜2日で引くことが多く、ダウンタイムが非常に短いのが特徴です。

3. ポテンツァとダーマペンの違い

項目 ポテンツァ (Potenza) ダーマペン (Dermapen)
使用技術 マイクロニードリング + 高周波(RF) マイクロニードリング
治療対象 クレーター型ニキビ跡、シワ、たるみ、毛穴の開き 浅いニキビ跡、毛穴の開き、肌のトーン改善
コラーゲン生成の促進 高周波の熱エネルギーでコラーゲン生成を強力に促進 皮膚の自然治癒力を使ってコラーゲン生成を促進
カスタマイズ性 針の深さと高周波の強度を個別に調整可能 針の深さのみ調整可能
ダウンタイム 数日〜1週間の赤みや腫れ 1〜2日で軽い赤みや腫れ
リフトアップ効果 高い(肌の引き締めやリフトアップに効果的) 低い(主に肌の再生を目的とした治療)

4. どちらを選ぶべきか?

  • ニキビ跡の改善を重点的に行いたい場合:クレーター型の深いニキビ跡や、肌の引き締め効果を重視する場合は、ポテンツァが最適です。ポテンツァは高周波とマイクロニードリングの組み合わせで、肌の深層まで働きかけ、長期的な効果が期待できます。
  • 毛穴や浅いニキビ跡を改善したい場合:より軽度のニキビ跡や、短いダウンタイムで効果を出したい場合は、ダーマペンが適しています。肌の再生を促進し、数回の施術で徐々に改善が見られます。


2. フラクショナルCO2レーザー治療

フラクショナルCO2レーザーは、レーザーを使用して皮膚に微小な穴を開け、肌のターンオーバーを促進する治療法です。この治療は、クレーター型のニキビ跡や深いシワに対して特に効果があり、肌の表面を再生させます。

  • 効果:皮膚の再生を促進し、ニキビ跡の凹凸を改善します。さらに、肌の質感が滑らかになり、シミやくすみの改善も期待できます。
  • 治療後のダウンタイム:治療後には、1〜2週間程度の赤みやかさぶたができることがあります。肌が再生するまで、しっかりと保湿ケアと紫外線対策を行うことが必要です。

3. ピコフラクショナルレーザー治療

ピコフラクショナルレーザーは、従来のフラクショナルレーザーに比べて、ピコ秒という超短時間でレーザーを照射する最新技術です。ピコレーザーは、非常に細かいダメージを皮膚に与えるため、コラーゲン生成がより効果的に促進され、ダウンタイムが短いのが特徴です。

  • 効果:ニキビ跡、肌の凹凸、色素沈着の改善に優れており、特に色素沈着が強いニキビ跡やシミに対して効果的です。肌のトーンが均一になり、くすみが減少します。
  • メリット:他のレーザー治療に比べて、治療後の赤みや腫れが少なく、比較的ダウンタイムが短いのが特徴です。

4. PRP療法(血小板豊富血漿療法)

**PRP療法(Platelet-Rich Plasma Therapy)**は、患者自身の血液から血小板を抽出し、その成分を肌に注入する治療法です。血小板には成長因子が多く含まれており、肌の再生能力を強力にサポートします。

  • 効果:肌の弾力やハリを回復させ、ニキビ跡の改善に効果を発揮します。特に、肌の再生力が低下している中高年の患者に向いています。
  • 治療の流れ:採血後に血小板を分離し、それをニキビ跡や肌の気になる部分に注入します。ダウンタイムはほとんどなく、自然な肌の再生が期待できます。

5. サブシジョン(Subcision)

サブシジョンは、クレーター型のニキビ跡に対して非常に効果的な治療法で、皮膚の下にある瘢痕組織を物理的に切断し、肌を平らにする方法です。これにより、クレーター型の凹みを内側から持ち上げ、新しいコラーゲンの生成を促進します。

  • 効果:深いクレーター型のニキビ跡に対して非常に効果が高く、即効性があります。皮膚の滑らかさが回復し、見た目の改善が期待できます。
  • ダウンタイム:1週間程度の腫れや内出血が見られる場合がありますが、数日で回復します。

6. ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、酸(AHAやBHAなど)を使用して、肌の表面の古い角質や汚れを取り除き、ターンオーバーを促進する治療法です。肌のくすみやニキビ跡の色素沈着に対して効果があり、皮膚を再生させる力を高めます。

  • 効果:くすみや色素沈着、ニキビ跡の赤みを改善し、肌全体が明るくなります。新しい細胞が表面に出やすくなるため、肌の質感も滑らかになります。
  • ダウンタイム:赤みや乾燥が数日続くことがありますが、通常は軽度で、保湿ケアを行うことで回復します。

まとめ

肌荒れやニキビ跡の改善には、最新の皮膚科治療法を選択することが非常に重要です。ニキビ跡の種類や肌の状態に応じて、ダーマペンやフラクショナルレーザー、PRP療法など、多様な治療法があります。効果的な治療を受けるためには、信頼できるクリニックでカウンセリングを受け、自分に合った治療法を選ぶことが成功の鍵です。

KOBE皮膚科クリニック福岡天神院では、これら最新の治療法を提供しており、ニキビ跡や肌荒れに悩む方に最適な治療プランを提案しています。

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記事監修医師プロフィール

理事長/KOBE美容皮膚科

山本 周平

国立神戸大学医学部卒業 製鉄記念広畑病院勤務(形成外科、皮膚科、内科に従事)
中谷病院勤務(内科に従事)
湘南美容クリニック勤務(美容医療に従事)
神戸朝日病院(内科、皮膚科に従事)
複数の有名クリニックにて勤務 美容クリニックにて院長を歴任
2019年8月にお客様第一のクリニックを作るため、当クリニックを開業 2020年8月に医療法人康徳会理事長に就任

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