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「ニキビ悩み解消!フォトフェイシャル施術後のケアで知っておくべき5つのポイント」

フォトフェイシャルは、ニキビ跡や赤み、シミ、肌のトーンを改善する効果的な治療法ですが、施術後のケアをしっかり行うことで、治療効果を最大限に引き出し、肌を健康に保つことが重要です。ここでは、フォトフェイシャル施術後の肌を守るために知っておくべき5つのケアポイントを詳しく説明します。


1.

フォトフェイシャル施術後の紫外線対策は、肌の健康を保ち、治療効果を最大限に引き出すために極めて重要です。紫外線は、シミや色素沈着の再発や悪化を引き起こす原因となり、肌が敏感になっている時期に紫外線を浴びると、肌の回復が遅れたり、新たなダメージを招くことがあります。以下に、紫外線対策を徹底するための方法と、その重要性について詳しく解説します。


1. 紫外線の影響とリスク

紫外線(UV)は、主にUVAUVBの2種類に分かれます。

  • UVA:波長が長く、肌の奥深くまで到達してコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみの原因となります。長時間にわたって肌にダメージを与えることから「老化紫外線」とも呼ばれます。
  • UVB:波長が短く、表皮に影響を与えるため、日焼けやシミの原因になります。短時間でも強いダメージを肌に与え、炎症や赤み、色素沈着を引き起こします。

フォトフェイシャル後の肌は、これらの紫外線に対して特に敏感な状態となっており、新たな色素沈着やシミの悪化を防ぐためには、徹底的な紫外線対策が不可欠です。


2. 日焼け止めの重要性

日焼け止めの使用は、紫外線対策の中で最も基本的かつ重要な手段です。フォトフェイシャル後は、日焼け止めを毎日しっかり塗ることが推奨されます。以下のポイントに注意してください:

  • SPFとPAの選び方:日焼け止めは、SPF30〜50PA+++以上のものを選びましょう。SPFはUVB対策、PAはUVA対策を示します。特にPAの値が高いものは、長時間の紫外線対策に有効です。
  • こまめな塗り直し:日焼け止めは2〜3時間ごとに塗り直す必要があります。特に汗をかいたり、屋外での活動が長くなる場合は、必ずこまめに塗り直しましょう。
  • 顔以外の部位にも注意:顔だけでなく、首や手、デコルテなども紫外線の影響を受けやすいため、これらの部分にも日焼け止めを忘れずに塗りましょう。

3. 物理的な紫外線防御を活用する

日焼け止めに加えて、物理的な紫外線対策も非常に効果的です。特に日差しの強い日や長時間外にいる場合は、以下のアイテムを使って肌を保護しましょう:

  • 帽子や日傘:紫外線を直接浴びないよう、つばの広い帽子や日傘を使うことで、肌を物理的に保護します。特に、紫外線カット効果が高いもの(UVカット加工された製品)を選ぶことがポイントです。
  • サングラス:目からも紫外線が入るため、UVカットレンズのサングラスを使用することで、目や目元の肌を守ります。紫外線が目から入ると、メラニン生成が促進され、色素沈着のリスクが高まるため、目元のケアも欠かせません。
  • UVカットの衣服:長袖の服やUVカット機能のある衣服を着ることで、顔だけでなく体全体を紫外線から守ることができます。特に、日焼けしやすい腕や手首の保護を徹底しましょう。

4. 室内でも油断しない

紫外線は、曇りの日や室内でも影響を与えることがあります。特にUVAは窓ガラスを通過するため、家や車の中でも紫外線対策を怠らないようにすることが大切です。

  • 室内でも日焼け止めを使用:窓際にいる時間が長い場合や、オフィスなどの明るい場所では、日焼け止めを室内でも使用することが推奨されます。
  • UVカットフィルムの活用:車や家の窓にUVカットフィルムを貼ることで、屋内にいながらも紫外線対策を強化することが可能です。

5. 紫外線対策を長期的に続けることの重要性

フォトフェイシャルの施術後だけでなく、紫外線対策は年間を通じて行うことが必要です。特に夏だけでなく、紫外線は冬でも強い日があるため、日常的にしっかりと対策を行うことで、シミやニキビ跡の悪化を防ぎ、健康な肌を保つことができます。

  • 季節を問わない紫外線対策:紫外線は一年中降り注いでいます。特に紫外線が強い季節以外にも、日常的に紫外線対策を続けることで、将来的な肌トラブルを防止することができます。

 


2.

保湿ケアは、健康で美しい肌を維持するために欠かせないステップです。特に、フォトフェイシャルやピーリングなどの美容施術後は、肌が一時的に乾燥しやすくなるため、正しい保湿ケアが非常に重要です。乾燥を防ぎ、バリア機能を整えることで、肌の健康を保ち、トラブルを予防することができます。ここでは、保湿ケアをしっかり行うための具体的な方法を詳しく説明します。


1. 保湿の重要性と効果

保湿ケアは、肌に潤いを与え、水分が蒸発しないように保つために行います。肌の乾燥を放置すると、バリア機能が低下し、外的刺激に敏感になり、肌荒れや炎症の原因となります。さらに、乾燥肌はしわやたるみの原因にもなるため、エイジングケアの一環としても保湿は重要です。

  • 肌のバリア機能を強化:十分な水分が保たれている肌は、外部からの刺激や乾燥によるダメージを防ぐバリア機能がしっかりと働きます。これにより、肌トラブルが起こりにくくなります。
  • ターンオーバーを促進:肌がしっかりと保湿されていると、ターンオーバー(肌の新陳代謝)が正常に行われ、健康的な肌が生まれ変わります。

2. 保湿ケアの基本ステップ

保湿ケアは、以下のステップで行います。正しい順序で行うことで、保湿効果を最大限に引き出すことができます。

1. 洗顔後すぐに保湿を行う

洗顔後は、肌の水分が一気に蒸発しやすい状態です。肌が乾燥する前に、すぐに保湿ケアを行うことが大切です。洗顔後は3分以内に保湿剤を塗ることで、肌に必要な潤いを閉じ込めることができます。

2. 化粧水で水分補給

化粧水は、肌に必要な水分を補給するためのアイテムです。乾燥肌の場合、ヒアルロン酸やセラミドが配合された保湿効果の高い化粧水を選びましょう。

  • おすすめ成分:ヒアルロン酸、コラーゲン、グリセリン、セラミドなどの保湿成分が豊富に含まれた化粧水を使用することで、肌に潤いをしっかりと与えることができます。

3. 美容液で集中ケア

乾燥がひどい場合や、特に保湿を強化したい部分には、美容液を使いましょう。美容液は、化粧水よりも濃度の高い成分が含まれており、肌の深部にまで潤いを届ける効果があります。

  • 保湿美容液の選び方:乾燥肌の方は、セラミド、スクワラン、プラセンタなどの保湿成分が含まれている美容液を選ぶと良いです。

4. クリームや乳液でフタをする

化粧水や美容液で補給した水分を逃がさないように、クリームや乳液でしっかりとフタをします。これにより、長時間にわたって肌の水分が保持され、乾燥を防ぐことができます。

  • 乾燥がひどい場合:特に乾燥がひどい場合は、夜に保湿力の高いナイトクリームを使用すると、肌のバリア機能をサポートしながら、翌朝の肌をしっとりと整えます。

3. 保湿ケアのポイント

1. セラミドやヒアルロン酸を含む保湿剤を使う

保湿剤を選ぶ際には、セラミドヒアルロン酸など、肌のバリア機能をサポートし、長時間潤いを保つ成分が含まれたものを選びましょう。セラミドは、肌の細胞間脂質を構成する成分で、肌の水分保持力を高める効果があります。

  • セラミド:肌のバリア機能を強化し、水分を逃がさない役割を果たします。乾燥肌や敏感肌の方に特におすすめです。
  • ヒアルロン酸:水分を肌に吸着させ、潤いを保持する効果があります。

2. 保湿マスクやナイトクリームで集中ケア

乾燥が特に気になる部分には、保湿マスクナイトクリームを使った集中ケアがおすすめです。特に冬場やエアコンの効いた室内で過ごすことが多い場合、週に数回の集中ケアを行うことで、肌の乾燥を防ぎます。


4. 日常生活での保湿ケアの習慣化

保湿ケアを効果的にするためには、日常生活でも肌の乾燥を防ぐ習慣が重要です。

  • 加湿器を使う:冬場や乾燥する季節には、室内が乾燥しないように加湿器を使って、湿度を50〜60%に保つようにしましょう。これにより、肌の水分が蒸発しにくくなります。
  • 水分をしっかりと摂取:体の内側からも水分を補給するため、1日あたり1.5〜2リットルの水を飲むように心がけましょう。

 


3. 施術後すぐのメイクは控える

フォトフェイシャル施術後の肌は、敏感で一時的に炎症を起こしやすくなっています。そのため、施術直後のメイクは避け、肌が落ち着くまでの数時間〜1日はメイクを控えることが推奨されます。特にファンデーションや濃い化粧は肌への刺激となり、炎症を引き起こす可能性があります。

  • おすすめのメイク製品:施術後、メイクをする場合は、ミネラルファンデーションなどの低刺激なメイク製品を選び、肌に負担をかけないようにしましょう。

4. ピーリングやスクラブは避ける

フォトフェイシャル後の肌は非常に敏感なため、ピーリングやスクラブなどの角質を取り除くケアは、少なくとも1〜2週間は避けるべきです。これらのケアを行うと、肌に余計な負担をかけ、炎症や肌荒れを引き起こすリスクが高まります。

  • 優しいクレンジングを使用:施術後は、肌に優しいジェルタイプやミルクタイプのクレンジングを使い、摩擦を避けるようにしましょう。

5. 十分な睡眠と栄養で肌をサポートする

肌の回復を助けるためには、十分な睡眠とバランスの取れた栄養が不可欠です。フォトフェイシャル後は肌のターンオーバーが活発になるため、この時期にしっかりとした生活習慣を維持することで、肌の再生をサポートできます。

  • ビタミンCやEを積極的に摂取:ビタミンCやビタミンEは、抗酸化作用があり、肌の修復を助けます。サプリメントや食事から積極的に摂取することで、肌の回復力を高めましょう。

まとめ

フォトフェイシャルの効果を最大限に引き出すためには、施術後のケアが非常に重要です。特に、紫外線対策と保湿ケアを徹底し、ピーリングやスクラブなどの刺激の強いケアは避けることが大切です。さらに、健康的な生活習慣も肌の回復をサポートします。これらのポイントを守ることで、フォトフェイシャルの効果をしっかりと実感でき、クリアで美しい肌を保つことができます。

興味がある方は、KOBE皮膚科クリニック福岡天神院でのカウンセリングを受け、肌の状態に最適なアフターケア方法を確認してみてください。

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記事監修医師プロフィール

理事長/KOBE美容皮膚科

山本 周平

国立神戸大学医学部卒業 製鉄記念広畑病院勤務(形成外科、皮膚科、内科に従事)
中谷病院勤務(内科に従事)
湘南美容クリニック勤務(美容医療に従事)
神戸朝日病院(内科、皮膚科に従事)
複数の有名クリニックにて勤務 美容クリニックにて院長を歴任
2019年8月にお客様第一のクリニックを作るため、当クリニックを開業 2020年8月に医療法人康徳会理事長に就任

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