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「ニキビ跡のクレーターを治す!最新治療法と自宅でできるケア方法」

ニキビ跡のクレーターは、ニキビが治った後に皮膚が部分的に陥没してしまうことで生じるもので、見た目や肌の質感に大きな影響を与えるため、多くの人が悩んでいます。クレーター状のニキビ跡は、自宅ケアと専門的なクリニックでの治療を組み合わせることで、改善を目指すことが可能です。ここでは、最新の治療法と自宅でできるケア方法を詳しく紹介します。


1. 最新治療法:クリニックでのアプローチ

クリニックでは、クレーター状のニキビ跡を効果的に改善するための最新の治療法がいくつかあります。これらの治療法は、深い凹凸や肌の再生をサポートするために開発されており、個々の肌状態に応じた施術が選ばれます。

1.1 ダーマペン(マイクロニードリング)

ダーマペンは、微細な針で肌に傷をつけ、その傷が治る過程でコラーゲンを生成し、クレーター状のニキビ跡を滑らかにする治療法です。

  • 効果:コラーゲン生成が促進され、凹凸の肌が徐々に滑らかになります。肌全体のハリや弾力も向上します。
  • 治療回数:通常、3〜6回の施術が推奨されます。

1.2 フラクショナルレーザー

フラクショナルレーザーは、肌にドット状の微小な傷をつけて皮膚の再生を促す治療法です。ダウンタイムが比較的短く、強力な効果が期待できます。

  • 効果:深いクレーターやニキビ跡の凹凸に直接作用し、肌の質感を改善します。シミやくすみの改善にも効果的です。
  • 治療回数:1〜3回の施術で効果が実感できることが多いですが、個人差があります。

1.3 ポテンツァ(RFマイクロニードリング)

ポテンツァは、微細な針で肌に穴を開け、同時にRF(ラジオ波)を使用してコラーゲンの生成を強力に促進する治療法です。

  • 効果:クレーター状のニキビ跡や肌のたるみ改善に加え、肌の引き締め効果も得られます。
  • 治療回数:複数回の施術が推奨されますが、個々の症状によって異なります。

1.4 サブシジョン(Subcision)

サブシジョンは、クレーター状のニキビ跡の下にある繊維性組織を切断し、肌を持ち上げる治療法です。これにより、凹んだ部分が改善されます。

  • 効果:特に深いクレーター跡に対して効果的です。治療後のダーマペンやフラクショナルレーザーと組み合わせることで、より高い効果が期待できます。

2. 自宅でできるケア方法

クレーター状のニキビ跡はクリニックでの治療が有効ですが、日常的な自宅ケアを併用することで、肌の再生を促し、治療効果を高めることが可能です。

2.1 ビタミンC誘導体を含むスキンケア製品

ビタミンCは、コラーゲン生成を助け、肌の修復をサポートする成分として非常に有効です。ビタミンC誘導体を含む美容液や化粧水を使用することで、ニキビ跡の改善をサポートします。

  • 使い方:毎日のスキンケアにビタミンC誘導体を含む製品を取り入れ、朝晩の使用がおすすめです。継続して使用することで、肌のトーンアップやニキビ跡の改善が期待できます。

2.2 レチノール(ビタミンA誘導体)

レチノールは、肌のターンオーバーを促進し、細胞の再生を促す成分です。クレーター状のニキビ跡の改善や、肌のハリ・弾力の向上に効果があります。

  • 使い方:夜のスキンケアに取り入れます。レチノールは肌を敏感にするため、朝には日焼け止めを使用して紫外線から肌を守ることが大切です。

2.3 保湿と紫外線対策

ニキビ跡の改善には、しっかりとした保湿と紫外線対策が欠かせません。肌のバリア機能を強化し、乾燥から守ることで、肌の再生力が高まります。

  • 保湿:ヒアルロン酸やセラミドを含む保湿剤を使い、肌の水分をしっかり補給します。
  • 紫外線対策:日中は必ず日焼け止めを使用し、紫外線から肌を守りましょう。紫外線は、ニキビ跡の色素沈着を悪化させる原因になります。

3. 生活習慣の改善

生活習慣も肌の健康に大きな影響を与えます。次のような習慣を見直すことで、クレーター状のニキビ跡の改善をサポートすることができます。

  • バランスの取れた食事:ビタミンCやE、亜鉛、抗酸化成分を豊富に含む食事を摂ることで、肌の再生を助けます。
  • 十分な睡眠:肌のターンオーバーを促進するためには、毎晩7〜8時間の質の高い睡眠が推奨されます。
  • ストレス管理:ストレスはホルモンバランスを崩し、ニキビや肌トラブルを引き起こす原因になります。リラックスできる時間を持ち、ストレスを軽減する方法を取り入れましょう。

まとめ

ニキビ跡のクレーターを改善するためには、専門的な治療と自宅でのスキンケアを組み合わせることが非常に効果的です。ダーマペンやフラクショナルレーザーなどの最新治療は、深いニキビ跡や凹凸の改善に役立ちますが、ビタミンCやレチノールなどを使った自宅ケアも継続することで、効果を高めることができます。さらに、生活習慣を見直し、肌の再生力をサポートすることも大切です。

より詳しい治療方法やカウンセリングについては、KOBE皮膚科クリニック福岡天神院での相談を検討してみてください。

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記事監修医師プロフィール

理事長/KOBE美容皮膚科

山本 周平

国立神戸大学医学部卒業 製鉄記念広畑病院勤務(形成外科、皮膚科、内科に従事)
中谷病院勤務(内科に従事)
湘南美容クリニック勤務(美容医療に従事)
神戸朝日病院(内科、皮膚科に従事)
複数の有名クリニックにて勤務 美容クリニックにて院長を歴任
2019年8月にお客様第一のクリニックを作るため、当クリニックを開業 2020年8月に医療法人康徳会理事長に就任

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