COLUMN

コラム

「おすすめの対処法!医療脱毛後の腫れを最小限に抑える方法」

今回は、医療脱毛後の腫れを最小限に抑える方法についてお話しします。

医療脱毛は美しい肌を手に入れるための素晴らしい方法ですが、施術後の腫れや赤みが気になる方も多いのではないでしょうか。

ここで紹介する対処法を試していただければ、快適に過ごすことができるはずです。

医療脱毛は効果が高い一方で、レーザー照射による一時的な肌トラブル(腫れや赤み、ヒリヒリ感など)が発生することがあります。これらの症状は通常数日で収まることがほとんどですが、適切なアフターケアを行うことで、腫れを最小限に抑え、快適に回復できるようにすることが可能です。

さて、医療脱毛後の腫れを最小限に抑えるための対処法を詳しく説明します。


1. 医療脱毛後に腫れが起こる理由

医療脱毛では、レーザーが毛根に強力なエネルギーを照射することで、毛の再生を抑えます。このレーザー照射は、毛のメラニン色素に反応して熱を発生させ、毛根や毛包にダメージを与えるものです。その際、毛包や周辺の皮膚が軽い炎症を起こし、腫れや赤みが生じることがあります。

  • 腫れや赤みの原因: レーザー照射による熱で毛包が破壊される過程で、皮膚が一時的に炎症を起こすため。
  • 腫れや赤みの期間: 通常、腫れや赤みは数時間〜2日程度で自然に治まることが多いです。ただし、肌の敏感さや施術部位によっては、数日間続く場合もあります。

2. 医療脱毛後の腫れを最小限に抑える方法

2.1 施術直後の冷却ケア

レーザー照射直後は、肌が一時的に熱を持つため、すぐに冷却することで腫れや赤みを最小限に抑えることができます。多くのクリニックでは、施術後に冷たいタオルや保冷剤を使用して冷やすケアが行われます。自宅でも、この冷却ケアを続けることが非常に効果的です。

  • 冷却方法:
    • 冷たいタオルや保冷剤を、肌に直接触れないようにガーゼやタオルで包み、5〜10分ほど冷やす
    • 施術後数時間は、腫れが治まるまで断続的に冷却ケアを行うのが効果的です。
  • 注意点: 冷却する際に、肌に直接アイスパックや保冷剤を当てると逆に肌を傷める可能性があるため、必ずタオルや布で包むことを忘れないでください。

2.2 保湿ケアを徹底する

レーザー脱毛後は、肌が乾燥しやすくなっているため、保湿ケアをしっかりと行うことで腫れを抑えることができます。保湿が不十分だと、肌がさらに敏感になり、炎症が長引くことがあります。保湿をすることで、肌のバリア機能を回復させ、腫れやかゆみを予防できます。

  • 保湿クリームやジェル: 低刺激でアルコールフリーの保湿クリームやジェルを使用しましょう。特にアロエベラ配合のジェルセラミド入りの保湿クリームは、炎症を抑える効果があるためおすすめです。
  • 保湿頻度: 施術後は、朝晩の保湿ケアを徹底することが重要です。乾燥がひどい場合は、日中もこまめに保湿を行いましょう。

2.3 紫外線対策を徹底する

医療脱毛後の肌は紫外線に非常に敏感になっているため、日焼けすると腫れや赤みが悪化する可能性があります。施術後は、必ず紫外線対策を徹底して行いましょう。特に施術後1週間は、直射日光を避け、肌をしっかり保護することが大切です。

  • 日焼け止めの使用: SPF30以上の日焼け止めを塗り、外出時には肌を保護しましょう。日焼け止めをこまめに塗り直すことも忘れずに。
  • 物理的な保護: 日差しが強い日には、帽子や長袖の服で肌を覆い、紫外線から肌を守ることが重要です。

2.4 鎮静クリームや軟膏の使用

医療脱毛後の腫れや赤みが気になる場合は、鎮静効果のあるクリームや軟膏を使用するのも効果的です。特に、ヒリヒリ感やかゆみがある場合は、これらの鎮静ケアアイテムが炎症を和らげてくれます。多くのクリニックでは、医師が処方する軟膏が提供されることがあります。

  • アフターケアクリーム: アロエベラやカレンデュラ成分が含まれる鎮静クリームは、肌の炎症を抑えるのに効果的です。肌トラブルが起きやすい方は、事前にクリニックで相談し、最適な鎮静剤を処方してもらうこともおすすめです。

2.5 入浴や運動は避ける

施術後すぐは、激しい運動や長時間の入浴を避けましょう。これらの行為は体温を上げ、血行が良くなることで腫れや赤みが悪化する可能性があります。入浴する際は、ぬるめのお湯に短時間入るか、シャワーで軽く済ませると良いでしょう。

  • 入浴: 施術後24〜48時間は、熱いお湯の長時間入浴を避けるのが理想的です。シャワーで軽く体を洗い、入浴後はしっかりと保湿を行います。
  • 運動: 激しい運動は、施術後数日間控えることが推奨されます。体温が上がりすぎると腫れが悪化するため、運動は軽めにしておきましょう。

3. 腫れが長引く場合の対処法

3.1 クリニックに相談する

通常、医療脱毛後の腫れや赤みは数日以内に治まりますが、1週間以上続く場合や、痛みやかゆみがひどくなる場合は、早めに施術を受けたクリニックに相談することが大切です。肌の状態に合わせた適切なケアや治療を提案してくれるため、早めの対応が重要です。

  • 診察を受ける: クリニックで診察を受け、必要に応じて抗炎症薬や軟膏などの処方を受けることができます。

4. 医療脱毛後の腫れを防ぐための予防策

4.1 施術前のカウンセリングで相談する

医療脱毛前に、肌質や体質についてカウンセリングでしっかり相談することが重要です。敏感肌やアトピーなど、炎症が起きやすい肌質の方は、事前に医師に相談することで、最適な施術やアフターケアを受けられます。また、施術後に炎症が起きやすいかどうかの予測を医師と確認し、事前に対策を練ることができます。

  • 肌の状態を共有する: 日頃のスキンケアやアレルギー、過去の肌トラブルなど、できるだけ多くの情報を医師と共有しましょう。

まとめ

医療脱毛後の腫れを最小限に抑える方法」では、レーザー脱毛による一時的な炎症や腫れを抑えるための具体的な対策を紹介しました。冷却ケア、保湿ケア、紫外線対策など、基本的なアフターケアをしっかり行うことで、腫れや赤みを早く治めることができます。

また、クリニックでのカウンセリングを通じて、肌に合った施術やケア方法を確認し、医療脱毛を快適に進めましょう。正しい対処法を実践して、スムーズな回復と理想の美肌を手に入れてください。

記事監修医師プロフィール

理事長/KOBE美容皮膚科

山本 周平

国立神戸大学医学部卒業 製鉄記念広畑病院勤務(形成外科、皮膚科、内科に従事)
中谷病院勤務(内科に従事)
湘南美容クリニック勤務(美容医療に従事)
神戸朝日病院(内科、皮膚科に従事)
複数の有名クリニックにて勤務 美容クリニックにて院長を歴任
2019年8月にお客様第一のクリニックを作るため、当クリニックを開業 2020年8月に医療法人康徳会理事長に就任

SCHEDULE

スケジュール

    
10月/ 2024休診日:水木
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
11月/ 2025休診日:水木
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

CONTACT

ご予約・お問い合わせはこちらから

電話をかける
電話をかける
092-791-5973 電話受付時間:9:00〜18:00